わが家に、国会議員がやってきた。

先月、家の片付けをしていたら、インターフォンが鳴った。
最近、色んな工務店の営業が来て鬱陶しかったので無視していたが、
なかなか諦めて帰らないので出てみたら、なんと国会議員だった。
今回の西日本豪雨の件で来たとのことだった。

決壊した川の工事の進捗状況と、今後の河川工事を自治体だけに任せずに、国から予算を引っ張ってきて国の事業として工事をさせますと言っていた。

今まで自分は経験がなかったが、被災したときに限って、めったに顔を見せることのない国会議員が地元被災地を回り、自分の名前を売るような行為をしていると聞いたことがあったが、これがそうなのかと思った。
とにかくじっと目を見て、何回も握手を求めてくる様は、やはり選挙の事を考えてきたのかと少ししらけ気味の自分がいた。

しかし、後になって思ったことだが、仮に被災地の家を一軒一軒訪問し、現況報告や今後の工事の事を報告しながら握手することが、たとえ売名行為であったとしても、結果、良い事をしてるんだと気が付いた。
本当にその国会議員の力かどうかは分からないが、河川工事を国が予算を出してしてくれるのはありがたいことだ。
逆に、こういう時にすら被災地に顔を出さない国会議員は、なぜ顔を出さないのか不思議に思った。
言い方は悪いが、せっかくのチャンスなのに…。
もっと言えば、市会議員や県会議員は何をしてるのだろう…。
彼らこそ、もっと精力的に被災地に足を運ぶべきだと思うのだが…。

Poohyannは、普段選挙の投票には行かないので、今回来られた国会議員に投票したことはない。
多分、次の選挙も投票には行かないと思うが、今回来られた国会議員の方は、当選するのだろう…。